イヤーピースの選び方② 【JVC Spiral Dot レビュー編】音のにごりを抑えて高音域をクリアに改善!

イヤーピースの選び方② タイトル

こんにちはりっしょ(@risshoblog)です。

イヤーピースシリーズ第二弾です。私のお気に入りのイヤーピースのご紹介と、その音が変化について説明していきたいと思います。

今回レビューするのは交換用イヤーピース「JVC Spiral Dot」になります!

こちらはクリアな高音域が特徴で、お使いのイヤホンの高音域の改善に期待ができるイヤーピースです。

初めて交換用イヤーピースを試してみたい方にもおすすめしたいイヤーピースです◎

是非まだ読まれていない方は「イヤーピースの選び方①【種類編】【ダブルフランジ編】」記事からご覧ください。イヤーピースの種類についての説明をしていますし、この後の内容もより楽しんでいただけると思います!

目次

JVC Spiral Dot の特徴

JVC Spiral Dot」はシリコンタイプのイヤーピースになります。

「イヤーピース内の反射音を拡散させ、音のにごりを抑えクリアなサウンドを実現する」という謳い文句のイヤーピースになります。

構造が特徴的なイヤーピースで、一般的なイヤーピースとは全く違います。イヤーピースの開口が大きく取られており、内部には螺旋状(Spiral)のドット(Dot)が配置されています。

イヤーピースの選び方② 比較

これにより拡散された反射音と直接耳に届く音とのバランスが最適化され、音のにごりが抑えられクリアなサウンドが実現されるとのこと。

spiral dot 特徴

ちなみに余談ですがJVC Spiral Dotはオーディオ機器メーカーとして有名なJVCケンウッドより販売されています。

日本ビクターとKENWOODを吸収合併したメーカーのようですね。どちらも音響でとても有名なメーカーで、特に皆さんもビクターの蓄音機と犬のロゴも一度は見たことあるはずです。

JVC Spiral Dot 使用レビュー

「JVC Spiral Dot」は実際に私が普段より気に入って使用しているイヤーピースです。

またレビューにはJPRiDE ANC-510を使用しました。JVC Spiral Dotを装着するとどのように音に変化があったか、レビューしていきたいと思います。

音質の変化(高音域の抜け間の向上)

”音のにごりを抑えクリアなサウンドを実現する”というのはその通りで、高音域の抜けが驚くほど良くなります。

また音の振動している感覚も強くなる印象もありました。これがまた聞いてて気持ちいいんですよね。私はスキッとした音が好みなので、この音質の変化に惚れ込んで使用しています。

また高音域だけでなく低音域含めぼやけていた音の輪郭が明瞭になります。

持っているイヤホンの音がこもり気味…と感じている方には、高音域の抜けと響きがかなり改善されるのでとてもおすすめです。イヤーピース一つで音の変化に驚くと思います。

そして本当にイヤーピース一つで音が良くなります。

逆に元々高音域寄りのイヤホンをお使いの場合は、キンキンと刺さり気味の音になる可能性もあるのであまりおすすめはできません。

それだけ変化がこの「JVC Spiral Dot」にはあります。

装着感(サイズ展開が豊富)

装着感は非常に快適ですね。

普段シリコンタイプのイヤーピースを使用されている方は、どなたでもすんなりと馴染むと思います。

またこのJVC Spiral Dotはサイズ展開が非常に豊富なのもメリットです。

【S・MS・M・ML・L】 と5サイズラインナップされています。

普通のイヤーピースにありがちな、【S・M・L】の間に中間サイズが用意されています。ご自身に合ったサイズはきっと見つけられるはずです。

ただ購入の際は一つのサイズが6個入りとしてパッケージされているのでその点は注意です。初めて買う場合には少し勇気がいりますよね。

JPRiDEのイヤホンでの使用レビュー

これまで数記事にわたってレビューしてきたJPRiDE premiumシリーズのイヤホンに装着して、どのように音の特徴に変化があったかをレビューしていきたいと思います。

因みにレビュー対象は以下の二種類としています。

それぞれ特徴を詳しく書いていますので以前の記事も是非ご覧ください。

JPRiDE Premium 1984 FREEDOM

「JPRiDE Premium 1984 FREEDOM」の付属イヤーピースとの差という点を中心にレビューしていきます。

spiral dot×JPRiDE 1984

少し抜けやすいと製品のレビュー記事では記載してましたが、SpiralDotに交換して装着感の向上がありました。

サイズを合わせて購入しているのでこれが交換用イヤーピースのいいところです。

音質の変化としては元々高音域の抜けが良いイヤホンでしたので、音がよりクリアで直接的に耳に届く印象です。それも決して音が痛いとは感ることはなく、高音域の振動感が心地よく音像がよりはっきりとしましたね。

低音の一音一音もSpiral Dotに交換したことによって、音の分離間の向上とはっきりとした輪郭の粒だった低音となり良さを感じることができました。

ただ個人的にはもともとのイヤーピースの、バランスが取れている感じも捨てがたいと感じました。粒だった低音よりも厚みのある低音の方がバランスが良く、このイヤホンの高音域の綺麗な特性をより活かせている気がします。

好みにもよりますし、明瞭な音が好みの方はSpriral Dotの方がいいですね。Spriral Dot は音の抜けがかなり向上するので、音の印象ががらりと変わります◎

そして改めて「JPRiDE Premium 1984 FREEDOM」がコスパ的にも素晴らしいイヤホンだなと感じました。

JPRiDE Premium 2020 LIBERTY

次に「JPRiDE Premium 2020 LIBERTY」に装着してみました。

spiral dot×JPRiDE 2020

装着感は形状的にしっかり耳奥に突っ込むタイプになるので、一つサイズが大きくてもいいかなと思いました。小さいと空間ができてしまうと思います。

「Spiral Dot」に交換による音質の変化について、これはかなり良好です。

このイヤホンの音の特性として深い低音のダイナミックさがあるイヤホンです。そのダイナミックな低音はそのままに、よりクリアで明瞭な高音域が気持ちよく抜けてきます。

元より音の表現力・解像度が高いイヤホンだという感想は持っていたので、この響きと音の振動は良い方向に作用していますね。

Spiral Dotにより音に明るさがプラスされたというか、これくらい元気に鳴る音質の変化は非常に面白いなと思いました。

純粋に音質に+αされた印象で、このイヤーピースの交換は非常に良好です◎

【JVC Spiral Dot編】まとめ

イヤーピースの選び方②「JVC Spiral Dot編」まとめます。

良い点
惜しい点
  • 高音域の抜けが良い
  • 音の輪郭がクリアで明瞭に
  • 豊富なサイズ展開
  • ひとつのサイズごとでしか購入できない

「JVC Spiral Dot」はシリコンタイプのイヤーピースの中では結構音の違いが顕著に出ます。

その分好みが分かれる可能性はありますが、この高音域の抜け感や響きは気持ちよく音楽が聞けると思います。

イヤーピース交換に興味がある方は一度試して損はないイヤーピースなので、是非お試しください。

JVC Spiral Dot++」という素材を改良したシリーズも発売されている様で、こちらも気になっています。価格は少し上がりますが評価も高く、時期に試してみたいと思います。

本日の記事はここまでになります。イヤーピースの選び方の他の記事も是非ご覧になってくださいね◎

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