こんにちはりっしょ(@risshoblog)です!
先日完全ワイヤレスイヤホンのTWS-520の記事をtwitterに投稿したところ、嬉しいことにJPRiDE公式のアカウントのリツイートして頂いたようです。
初めて購入したBluetoothイヤホンが”JPRiDE JPA1”だったのですが、そのコストパフォーマンスと音質とモノの良さにすっかりハマってしまいました。それ以来JPRiDEのファンで製品が発売される度にイヤホンを使い続けています。
そして先日、フラッグシップモデルの有線イヤホン「JPRiDE Premium 2020 LIBERTY」が発売されました。
フラッグシップモデルとして発売されただけあって、手に取った時の品質・初めて音を鳴らした時にはかなりの驚きがありました。
そして購入から2週間以上程度経ち、更にしっかり聞きこみました。詳しくレビューしていきたいと思います◎
JPRiDE Premium(プレミアム)について
まずこの商品はJPRiDE Premium(プレミアム)という、JPRiDEが打ち出す上位ラインナップとなります。
発売前にこの様なアナウンスがありまして、ワクワクが止まりませんでした。笑
そして満を持して発売されたのがこちらの2製品です。
- JPRiDE Premium 2020 LIBERTY
- JPRiDE Premium 1984 FREEDOM
私はJPRiDEファンとしてこちら2製品とも購入しました◎
「JPRiDE Premium 2020 LIBERTY」の概要
「JPRiDE Premium 2020 LIBERTY」 はJPRiDEの上位ラインナップ2製品の中でも、更に上位のフラッグシップモデルの位置付けとなる有線タイプのイヤホンとなります。ワイヤレスでない有線イヤホンの発表は初めてになります。
スペック詳細をまとめたのでご覧ください。
モデル名 | JPRiDE Premium 2020 LIBERTY |
ハウジング素材 | 樹脂 |
ドライバ構成 | 2BA+デュアルコイルDD (ハイブリッド・ドライバ) |
再生周波数 | 20~40kHz |
ケーブル素材 | Copper、Twisted |
ケーブル長さ | 130cm |
接続部分形状 | mmcx |
同梱物 | ・イヤーピース S/M/L 3種 ・説明書 |
ドライバ構成について
4基のドライバが搭載しておりハイエンドな音質が可能となるとのことで、 2BA+デュアルコイルDDのハイブリッドドライバを搭載しています。
低音域・中音域・高音域をそれぞれのドライバが担当するため、この両ドライバによる「ハイブリッド・ドライバ」でしか再現できない音場が広がります。
特にBA型(バランスドアーマチュア型)は音の再現性が高く中音~高音の再生が得意で、一般的には音楽制作のモニターヘッドフォンや高価なハイクラスのイヤホンに採用されるドライバになります。
そのBAドライバを2基搭載しているというのは驚きです。
”シングルドライバでは構造的に再現不可能な音質”という公式の説明ももうなずけますね。
購入後30日間の返品対応も受け付けているので、万が一上記を感じられず気に入らなかった場合でも返品できます。この点は安心ですしメーカーの自信が伺えますね◎
メーカースペックを確認したところで、詳しいレビューをしていきます!
「JPRiDE Premium 2020 LIBERTY」の使用レビュー
ここからは「JPRiDE Premium 2020 LIBERTY」の、そのフラッグシップモデルとしての音質や品質について詳しくレビューしていきたいと思います◎
音質について
まず初めてイヤホンを差して聴いた際の音の印象ですが、「これは良い音」というのがすぐにわかります。
沈み込むような低音が出ている中で、中高音域の響きが埋もれず非常に繊細に聞こえてきます。
エージング後に感じるのはパンチがある音というよりも上品でダイナミックな音質というところでしょうか。
音圧はかなりありますが解像度も高く、曲の中での息遣いも聞こえてきます。楽器の響きや音の粒立ちがとにかく素晴らしいです。
4基のドライバがすごく効いているんだろうと思います。正しい表現かは分かりませんが音の表現に余裕があるんですよね。
高級イヤホンは「聞こえなかった音が聞こえる」とはよく言ったもので、このイヤホンからもそれを感じることができました。
音楽ジャンルでいうと特にバンドやEDMがよりあっていると思いました。
長々と書いてきましたが音質は非常に驚きと満足感があります。ワンランク上の音質というのは頷けます。
装着感・快適性
耳の形状に沿ってにすっぽりと入り込むような装着感で、音楽を流した時の外部音の遮音性は高めです。
非常にフィット感が高く装着感はとても良好で快適です。
コードの耳部は曲線がかかっており、耳に引っ掛けての装着になります。これがまた外れにくさと装着性の向上に繋がっていますね。
イヤーピースはS/M/Lの3種とダブルフランジ(2段にシリコンのかさが分かれているタイプ)2種が付属しており、お好みで選択できます。(ダブルフランジについては商品説明から消えていました。)
自分に合ったイヤーピースは音の良さにも直結してくるので重要です。
コードはY型でiPhone付属イヤホンのコードのように首の後ろを通さず、前面にイヤホンのLRの分岐があります。
有線の苦手な方へ朗報です!
ワイヤレスイヤホンを好んでいる方もいると思いますし、実際に私もその一人です。
mmcxリケーブル対応のネックバンド式BluetoothレシーバーのJPRiDE Premium BTR-1が発売されました。
音質はそのままにワイヤレス化が可能です。こちらもレビューしていますので合わせてご覧ください◎
デザイン・品質
イヤホンのデザインは半透明で、内部のドライバが可視化されており高級感があります。
高遮音性を意識したのでしょうか?装着時の耳の形状に沿うような見た目も好印象です。(高遮音で有名なSHUREのイヤホンを彷彿とさせます)
注目すべきは脱着してリケーブル可能な付属のmmcx対応ケーブルです。
本製品のコード自体の素材は銅で、色がピンクゴールドです。
コネクタ部分には安定性の高いパーツを厳選して採用、とのことで高品質を謳っています。
イヤホン部との取り付け時も”カチッ”と取りつきますし、実際に音が途切れたりしたこともありません。
実際に使用してみて、このコードの品質もこだわって高く作られているなというのがわかります◎
コストパフォーマンスについて
「JPRiDE Premium 2020 LIBERTY」の価格ですが、フラッグシップモデルというだけあってJPRiDEの製品の中では高価な部類に入ります。
これまでのJPRiDEのイヤU10000で高音質・高コスパという印象でしたし、同時に発売された「JPRiDE Premium 1984 FREEDOM」は6,800円という価格設定だったので驚きました。
しかしながら音質は申し分なく、昔私自身が使用していた15,000円程の有線イヤホンと比較してもこちらのほうが音質は相当上に感じます。
値段の差はありますが、JPRiDE Premium 2020 LIBERTYはダイナミックな広がりと音の表現が他のイヤホンに比べても素晴らしい出来だと感じます。
音と品質の両面からみても価格以上であることは間違いありません。この品質に対して価格が安いと感じるか、この価格をイヤホンにかけられるか、ここに関しては一考すべき点かと思います。
そして値段以上の品質があればコスパなのか、1万円以下など明確な価格設定の範囲がコスパなのか、見方はそれぞれあると思いました。
また有線イヤホンの一番の弱点として断線がありますが、私はそれで様々なイヤホンをダメにしてきました。
JPRiDE Premium 2020 LIBERTYは高価なイヤホンではありますが、リケーブル可能により万が一の断線にも対応できるのは大きいです。
長い目で見ればずっと使っていくことのできるイヤホンですし、音と品質におけるコスパは確実に高いイヤホンです。
「JPRiDE Premium 2020 LIBERTY」レビューまとめ
「JPRiDE Premium 2020 LIBERTY」のレビューをまとめます。
- ダイナミックでかつ解像感の高い音質
- 4基のドライバによるハイエンドな音質
- mmcx対応でリケーブル可能
- 音と品質におけるコスパは高い
JPRiDEのフラッグシップモデルは想像を超える驚きの音と品質でした。
良い音を提供してくれるデバイスは、音楽を聴くきっかけを与えてくれます。
最近は遠ざかっていましたが家の中でも「イヤホンでじっくり音楽を聴く」そんな時間が、このJPRiDE Premium 2020 LIBERTYで増えました◎
是非ともこの音を体験してみてほしいですね!おすすめですよ!
JPRiDE Premiumシリーズのその他モデルもレビューしていますので、記事最後のリンクより是非ご覧になってみて下さい◎
また次回記事でお会いしましょう。りっしょ(@risshoblog)でした!