こんにちはりっしょ(@risshoblog)です。
最近私自身もデスク作業の時間が増えましたが、座りっぱなしというのは健康的ではないですし、集中力の低下や疲れにも悩んでいました。
そこで「定期的なスタンディングのデスク作業が良い」という口コミを良く目にしたのですが、なかなか環境の構築が難しいのとそもそも立ち作業で効率が上がるのか疑問でした。
そんな中で縁がありまして、FlexiSpot様より簡単にスタンディング環境を構築できる「電動昇降デスク」のレビューの機会を頂きました。
今回は電動昇降スタンディングデスクの脚フレーム「FlexiSpot E8」のレビューしていきます。
今回はフレームと一緒に竹天板もご提供頂きましたので、そちらの組み立てから使用感まで詳しくレビューしていきます◎
「FlexiSpot E8」の特徴
FlexiSpotの電動昇降デスクは非常に有名で、品質が高いという評判をよく聞きます。
様々な種類がありますが「E8」は電動昇降スタンディングデスクの脚フレームの中でも、多機能モデルになります。
まずはそのスペックを見ていきましょう。
モデル名 | E8 |
商品区分 | 電動昇降スタンディングデスク 脚フレーム |
色展開 | ブラック・ホワイト |
昇降範囲 | 60cm〜125cm |
耐荷重 | 125kg |
重量 | 32.7kg |
脚幅調整範囲 | 110〜190cm |
対応天板 | ・横幅 120〜200cm ・奥行き 60〜80cm ・厚み 2cm以上 |
操作パネル | タッチパネル |
機能性 | ・デュアルモーターによる昇降 ・USB充電ポート ・メモリー機能 ・ロック機能 ・障害物検知 |
この様な梱包で届きます。特に手前のE8本体についてはとんでもなく重いです。笑
奥側のFlexiSpotのオプション天板については種類がありますので、この後紹介していきます。
オプション天板の種類
脚フレームと一緒にオプションで天板もセットで購入することができます。(もちろん単品でも購入可能)
天板の種類 | サイズ |
---|---|
長方形天板 | ①幅120cm×奥行き60cm×厚さ2.5cm ②幅140cm×奥行き70cm×厚さ2.5cm ③幅160cm×奥行き70cm×厚さ2.5cm |
天然竹天板 | ①幅120cm×奥行き60cm×厚さ2cm ②幅140cm×奥行き70cm×厚さ2cm |
カーブ天板 | 幅140cm×奥行き70cm×厚さ2.5cm (竹天板は2cm) |
今回私は幅140cm×奥行き70cm×厚さ2cmの天然竹天板を選びました。
竹天板は耐水性・耐久性・抗菌効果・脱臭効果もあり、2cmと薄いですが非常に強度もある天板です。
オプション天板なので初めから脚フレームに合わせた下穴が空いています。この点は脚とセットで選ぶ利点です。
その他の長方形天板は木調やホワイトやブラックの単色物、エルゴノミクスデザインのカーブ天板はお洒落な木調から選択することができます。
オプションでかなりの種類があるので、部屋の雰囲気や好みで選ぶことが出来るのはポイントですね◎
「FlexiSpot E8」の組み立て
ここからは、E8+竹天板の組み立て手順を説明していきたいと思います。使用レビューが見たい方はこの章は飛ばしていただいて大丈夫です◎
事前準備として床が傷つかない様に、段ボールなど敷物を用意することを推奨します。また天板への止め付けがあるので電動ドライバーはあると便利です。
それではまずE8本体に当たる脚フレームの組み立て手順から見ていきましょう。
両側ともそれぞれ2点を付属ねじを使って固定します。六角レンチは付属します。
サポートを取り付けたビームを裏返して支柱を取り付けます。
支柱はビームに乗っけると自立するので簡単です。両側ともそれぞれ4点ねじ固定します。
床の設置面となる脚を留めつけます。こちらも左右それぞれ4点付属ねじ固定します。
脚フレームはこれで完成です。
脚フレームの組み立て作業としては部品を配置してねじ留めするだけなので、楽々組み立てることができました◎
続いて完成した脚フレームと天板を固定する作業の説明をしていきます。
脚フレームはかなりの重量なので天板上に運ぶ際は注意してください。
取り付けたい天板の横幅に合わせて、中央のねじを緩めてビーム幅を調整します。
FlexiSpot標準のオプション天板をの場合は、下穴が空いているのでサポートの穴と位置が合うように調整してください。
この点はオプション天板を選択していると楽だと思います◎
オプション天板の場合は天板の下穴に対しビス留めします。自分で天板を用意した場合は下穴を空けてビス止めを行います。
この作業については電動ドライバーがあると楽ですね◎
ここで注意点としてビームの中央を固定する際に、オプション天板であっても自分で下穴を空けてビス留する必要があります。
この点はオプションの天板なので下穴が空いていてもよかったかなと思いました。
また別で天板を準備した場合は全ての下穴を空ける必要があるので、この点はDIYの要素になります。
オプション天板の場合はコントローラー様の下穴が空いているので、その穴に合わせて留め付けます。
左右両方に空いているので、どちらが使いやすいかイメージしておくと良いです◎
自分は利き手側にコントローラーが欲しかったので、裏返した時に右側に来る様に裏面で左側に取り付けました。
ここは間違えないように注意して下さい。
説明書にどこにどのケーブルさすか書いてありますが、端子の形状から迷うことはないと思います。
ケーブルカバーはビスで端部を挟み込んで固定する形になります。
まずビスを完全に締め込まず、ケーブルカバーを被せた後に締め付けて固定します。
ケーブル配線を隠せてスッキリするのはとても良いです◎
裏返す際はかなり重いので二人以上で行うことを推奨します。
デスクの完成です!お疲れ様でした!
竹天板の木目も綺麗で質感はかなり良く、とてもお洒落なデスクになりました◎
下穴空けのDIY要素が一部ありましたが、「FlexiSpot E8」は比較的簡単に組み立てることができた印象です。一人で黙々と組み立てましたが、脚フレームの組み立て〜天板との固定まで1時間もかっていません。
注意点としてかなりの重量なので、脚フレームを天板に固定した後に裏返す際のみ二人以上で行うことをおすすめします。
私は一人で返すのは無理だと感じたのでチャレンジできませんでした。笑
「FlexiSpot E8」の外観と機能性
次にE8×竹天板のデスク完成後の外観と、その機能性について見ていきましょう!
デスクのデザインと幅広い昇降範囲
デスクの外観はこんな感じです。脚がどっしりとした雰囲気がありますが、丸みのあるデザインがフィットしていて安全性とデザイン性を兼ね備えています◎
昇降範囲は60cm~125cmと幅が広いのが特徴です。両側の脚に内蔵されたモーターで昇降も非常にスムーズでストレスがありません。
特に70cm以下に対応しているのがポイントで、日本人の身長だと最適な天板高さは70cm以下であることが多いです。この点はE8をおすすめする一つの理由になるかと思います◎
また組み立て時に配線カバーを取り付けたので、見えてくる配線が昇降脚の電源ケーブルのみというのはよく考えられています。デスク下がスッキリしてグッドです。
竹天板の木目も明るい木目でとても綺麗です。先述した通り耐水性と耐久性も兼ね備えた素材なので、その点も安心して使えています。
このデスクのデザイン性という点でも、オプション天板に竹天板を選択して正解でした◎
機能性
E8の操作板である多機能タッチパネルも非常に優れており、脚の昇降中は現在のデスク高さが表示されるので一目で確認できます。
更にあらかじめセットしたお気に入りの高さをボタン一つで呼び出せるメモリー機能も搭載しています。
使い方は簡単で、デスクを好きな高さで止めた後にメモリーボタンを押して1〜2ボタン又はイラストのボタンに割り当てます。
また昇降中に物とぶつかった際に動作を止める障害物探知機能や、お子さんが誤って触っても動作しない様にするロック機能も搭載しています。
単に昇降デスクとしての利便性だけでなく安全性にも考慮されているのは流石だなと思います。
また右側面にUSB-Aポートも搭載しており、ケーブルを繋げばデバイスの充電ができます。
在宅ワークだったりにはこういった細かい配慮も便利ですよね。地味に便利でした◎
「FlexiSpot E8」の使用レビュー
昇降デスクが初めての私が1ヶ月弱使用してきました。特に良かった点を詳しくレビューをしていきたいと思います!
下限側に広い昇降範囲がグッド
使用して感じたE8の最大のメリットとして、先述した脚の高さの下限が60cmと低くまで下げれる点がとにかく良いです◎
一般的にキーボードでのPC作業をする場合は、書き物をする場合よりもデスク高さが2cm程低い方が姿勢に良いとされています。
私の身長から逆算すると座り姿勢の場合、PC作業用デスク高さは70cm以下がベストです。しかし一般的な固定脚はもちろんのこと、昇降脚でも70cm以下に対応しているものが無かったりします。
(※参考までにオフィスコムのサイトでご自身の身長から最適なデスク高さを計算することが出来ます)
例えば脚の高さが70cmの場合に天板の板厚が3cmだったら、デスク高さは73cmになりますよね。
私の現在のメインデスクはDIYで作成したものですが、市販の固定脚が高いな…と思いながらこれまで使用してきました。
その点「FlexiSpot E8」は、座り姿勢において各個人に合った最適なデスク高さに細かく調整することができます。
この下限への調整幅が私にとってE8を選択する上での一番良いと感じた点です◎
立ち姿勢による作業への集中
立ち姿勢での作業は初めてでしたが、これが想像以上に快適で集中できます◎
座り作業をずっと続けているとどうしても集中力が切れてきたり体が凝り固まっていましたが、途中で立ち姿勢を挟むことでリラックスしながら作業を行う事ができました。これは本当に新鮮な感覚でしたね。
さらにE8のメモリー機能を使えば、ボタン一つで立ち姿勢の高さに切り替える事ができるのも便利でした。
そもそも立ち作業は昇降デスクがないと出来ない姿勢です。なので作業効率を上げたい方には、この感覚を是非試してみて欲しいと思います◎
”電動”昇降が非常にスムーズ
左右の脚にそれぞれモーターを内蔵しているので、ワンタッチで非常にスムーズにデスクが昇降します。
昇降速度も早いんですが、1mm単位での細かな微調整も可能です。ここも気に入っている点です◎
昇降中の稼働音も大きくないですし、安全機能もついていますし、「FlexiSpot E8」は電動昇降デスクとして非常にクオリティの高い製品だなと感じました。
「FlexiSpot E8」まとめ
初めての電動昇降デスクでしたが、立ち姿勢の作業性への驚きがありました。そして一般的な立ち姿勢への評判だけでなく、座り姿勢についてもメリットがあり感動しました。
その中で試用させて頂いた「FlexiSpot E8」は電動昇降デスクとしてのクオリティと品質の高さを感じました。
そしてデスク高さを自由に変えられる電動昇降は本当に便利です。気になる方は是非試してみて欲しいと思います◎
今回ご紹介した竹天板以外にもAmazonやFlexiSpot公式ではオプション天板の種類を選択する事ができます、天板から検討する方も是非一度ご覧になって下さい。
それに組み立ても難しくないので、ご自身のお好きな天板を用意してDIYするのもおすすめです◎
私自身もメインデスクをこちらに変えることに決めました!この先のデスクセットアップも楽しみです!