イヤーピースの選び方①交換したら音は良くなる?【種類編】【ダブルフランジ編】

イヤーピースの選び方①

こんにちはりっしょ(@risshoblog)です!

今回は「イヤーピースの交換によって音は変わるのか?良くなるのか?」というそんな疑問についてお答えしたいと思います。

まず結論として、「イヤーピースの交換よって音は変わりますし、音は良くなります。

イヤーピースは装着の快適だけでなく、性低音域の厚み・高音域の抜け間にも大きく関わってきます。

例えば「低音が物足りない…」といった悩みがある場合、イヤーピースの交換で改善される可能性も十分にあります。

また様々なメーカーよりイヤーピースが発売されており、音楽を楽しむ上でこだわってみるのも非常に楽しいものです◎

これから数回のシリーズとして記事を書いていきます。本日はイヤーピースの種類の説明ダブルフランジ型のレビューをしていきます。

ダブルフランジ比較

先日紹介したJPRiDE Premium 1984 FREEDOMのイヤーピースを交換してみて、どのように音が変わるのかレビューをしていきたいと思います。

目次

イヤーピースの種類

ダブルフランジ型のレビューの前にイヤーピースの種類について説明したいと思います。まずイヤーピースの種類は大きく分けて二種類に分けられます。

  • シリコンタイプ
  • フォームタイプ(低反発)

これら2種類にはそれぞれ特徴がありまして、もちろんそれぞれにメリット・デメリットがあります。

注意点としましては、全てのイヤーピースが全てのイヤホンに適合しているわけではありません。イヤーピースがお使いのイヤホンに取り付け可能かどうか購入時にご確認下さい。

シリコンタイプ

基本的にイヤホンに付属しているイヤーピースはこのシリコンタイプかと思います。

私が何度も紹介しておりますJPRiDEのイヤホンに付属しているのも基本はこのタイプです。(一部のモデルではフォーム型も付属していました。)

イヤーピース シリコン説明

シリコンタイプは軸部と傘部に分かれており、傘部の大きさによってS・M・L等サイズが分かれています。傘部にも傘が2つ重なった「ダブルフランジ」など特殊な形状のものもあります。

シリコンタイプの良い点、悪い点を簡単にまとめます。

良い点
悪い点
  • 中・高音域の抜けが良い
  • 種類が豊富
  • 水洗い可能
  • 耐久性が高い
  • サイズを間違えるとフィット感が得られない

フォーム型と比べて中・高音域が抜けが良くクリアな音質となる傾向があります。

そしてシリコンタイプは水洗いが可能で耐久性もあるので、長期的に使っていけるという大きなメリットがあります。

しかし、サイズが合わないとフィット感が得られず、音がスカスカになってしまう可能性もあります。その場合、遮音性も低くなります。

イヤホンを購入して音に拍子抜けしてしまう場合は、まず付属のイヤーピーズのサイズを交換してみるのがオススメです。サイズのフィット感による音質向上がはかれます。

またシリコンタイプは多くのメーカーが出しており、種類が豊富で選択肢が多いのも嬉しいところ。

メーカーによって高音域に特性を持たせたり、低音域に特性を持たせたりとそれぞれで全くと言っていいほど違います。

一例として個人的におすすめなイヤーピースのリンクを一つ貼っておきます◎

フォームタイプ

フォームタイプはイヤホンに付属されていないことが多いので、普段気にしていなければ知らない方も多いかもしれません。

低反発性の素材感が特徴です。低反発ウレタンが有名かと思います。

イヤーピース フォームタイプ

イヤホンをそのまま耳に差し込むのではなく、指でつぶして差し込むことで耳の中で膨らみ耳の形状にフィットします。

良い点
悪い点
  • 低音域の厚みが増し豊かな音質に
  • フィット感が高い
  • 遮音性が高い
  • 水洗い不可
  • 耐久性が低い
  • 比較的高価

耳の中で隙間が埋まるのでフィット感が高く、低反発素材により低音域の厚みが増します。低音域が物足りない、高音域が出すぎているといった場合には改善が大いに期待できます。

また非常に遮音性も高くなるので、音楽への没入感も得やすい印象があります。

音がダイナミックになり、「フォームタイプに交換して音が良くなった!」というレビューも多く見られます。

デメリットとしては水洗いができない上に、耐久性に関してはシリコンタイプと比べるとどうしても劣化が早いです。

物によりますが比較的に高価な傾向があるので、長期的に使っていこうと思うと買い替えも必要となると高くつきがちです。

一例としてフォームタイプで一番有名なコンプライのイヤーピースのリンクを貼っておきます。(サイズにご注意下さい。商品概要に一覧表があります。)

ダブルフランジ型の特徴

続きましてシリコンタイプのダブルフランジ型のレビューです。

まず見た目が特徴的で、イヤホンの傘が2つ重なったような形状をしています。ちなみに傘が3つ重なった「トリプルフランジ」という種類もあります。

一般的に2つ・3つと傘の数を増すごとに、以下の様な特徴があるといわれています。

良い点
悪い点
  • 遮音性が高くなる
  • 臨場感や音の広がりが増す
  • 人によっては上手くフィットしない

音は良くなりますが、人によって扱いが難しいという嫌いがあります。しかしその音の特徴からプロも使用するとか。

ダブルフランジ型の使用感

JPRiDE Premium 1984 FREEDOM をダブルフランジのイヤーピースに交換しての使用レビューしていきます。こちらのイヤホンに付属していたイヤーピースになります。

イヤホンに取り付けてみた見た目がこちら。初めて見る方も多いかもしれませんね。

JPRiDE ダブルフランジ小

サイズ小

JPRiDE ダブルフランジ大

サイズ大

遮音性が高い

音に関しては、シングルフランジ(傘1つ)と比べて遮音性が向上しました。

エアコンをかけながら試していたんですが、ダブルフランジ使用の場合はエアコンの風の音がかなり遮断されました。シングルの場合は多少ですが無音時に「サー」という音が聞こえます。

この遮音性向上は没入感に繋がります。音楽に集中できるのでとても良いと思います。

音質について

音に関してはシンバル類の響きがシングルに比べて、クリアな傾向がありました。少しシンバル類に距離感・広がりが出て、その分スネアドラムの音もタイトに感じました。

しかしながらそこまでシングルフランジの場合と、そこまで大きな差を感じれなかったの正直なところです。

というのも今回使用したダブルフランジは一段目の傘が割と大きかったせいかわかりませんが、特性としてシングルフランジと似てしまったのかもしれません。

さらに小さいダブルフランジでは私の耳に合わず音が貧弱になってしまいました。ここからもシリコンタイプはフィット感は大事だという事がわかります。

ダブルフランジ比較

なのでイヤホンを購入した時、付属イヤーピースでも大きく変化を感じることができるかもしれません。

装着感

装着感としては耳奥に入れ込む形とまります。正直シングルフランジと比較して、聴き疲れはありました。

人によってはフィットさせにくいというのはうなずけますね。

もともとJPRiDE Premium 1984 FREEDOM 自体音質的に聞き疲れがないイヤホンですので、シングルの方が装着感としても聞き疲れはありませんでした。

JPRiDE シングルフランジ

【イヤーピースの種類】と【ダブルフランジ型】まとめ

今回は【イヤーピースの種類】についてと第一回レビューとして【ダブルフランジ型】の使用レビューでした。

ダブルフランジ型に関して私の感想をまとめます。

良い点
悪い点
  • 遮音性が高くなる
  • シングルと比較して”多少”臨場感や音の広がりが増す
  • フィットさせにくい
  • フィットしないと音質が悪くなる

ダブルフランジ型は人を選ぶイヤーピースだと思います。

単純に今回レビュー用に試用したJPRiDE Premium 1984 FREEDOM が、現状のシングルフランジのイヤーピースで音が良いというのもあるかもしれません。

しかしながら調べると、ダブルフランジはフィットすると「非常に良い」「これしか使えなくなる」という感想も見られます。

なので違うダブルフランジのイヤーピースも試してみたいと思いました。おそらくピッタリと来た時に真価が現れるイヤーピースなんだと思います。

またイヤーピースの種類ごとのレビューも企画していきます。是非皆さんもイヤホンに興味を持たれましたらイヤーピースに注目してみて下さいね!

イヤーピースの選び方①

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